L'Arc~en~Ciel LIVE 2018 L’ArChristmas
L'Arc~en~Ciel LIVE 2018 L’ArChristmas
2018年12月19日 東京ドーム
L'Arc~en~Ciel
Vo. hyde
Gt. ken
Ba. tetsuya
Dr. yukihiro
01 winter fall
02 Caress of Venus
03 snow drop
04 BLESS
05 接吻
06 fate
07 Dearest Love
09 Hurry Xmas
10 Driver's High
11 DIVE TO BLUE
12 未来世界
13 静かの海で
14 trick
15 XXX
16 Wings Flap
17 Link
18 White Feathers
EN
19 Don't be Afraid
20 twinkle, twinkle
21 I Wish
22 雪の足跡
(ソース L'Arc~en~Ciel @ 東京ドーム (東京都) (2018.12.19) | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】)
L'Arc~en~Cielといえば国民的ロックバンドのひとつであり、誰しもが一度はその名前を耳にしたことがあるだろう。
私とて例外ではなかった。
「ヴィジュアル系」というジャンルに手を伸ばしたとき、真っ先に聴き始めたバンドの一つがL'Arc~en~Cielだ。(ラルクV系に入るか問題は大目に見てください)
それ以来の付き合いだから、まあかれこれ6年弱は聴いていることになる。
私が聴き始めて以降、ますますL'Arc~en~Ciel名義での活動頻度が減ってしまい、また個人的な事情も重なったため今日この日が初めての生ラルクということになった。
L'Arc~en~Cielの歴史において初となるクリスマスライブ。
上に記したセットリストの通り、冬を思わせる楽曲が多くなっている。
一見して分かるように、いわゆる「ベスト盤」的なセトリとは異なり、「接吻」「Dearest Love」「静かの海で」などのレア曲が多め。それにしても今回アルバムの〆曲率高くね?
自分ではあまり聴いてこなかった曲が聴けるのは新鮮な体験であり、また新たな一面を覗けたことがありがたい。
個人的にはL'Arc~en~Cielを聴き始めた高1時代のお気に入り曲「XXX」が聴けたのがよかった。人生の伏線回収。
「サンタクロースは実在するのか」。
誰しもが一度は疑問に思ったことだろう。
私がこれまでL'Arc~en~Cielに抱いていたイメージは、まさにその類の非実在感を伴ったものだった。
今回初めて生で観たことにより、「ラルクって実在するんだ」という感想を抱くに違いない、開演前の私はそう思っていた。
しかし、それは見当違いだった。
非実在感は薄れるどころか、より強まったようにさえ感じられた。
「幼いころ 夢見ていた宇宙旅行 正義のヒーロー」
今日披露された「未来世界」の歌詞だ。
実在しないのに、実在しているように思わされる。
実在するのに、実在しないように感じられる。
実在と非実在のあわいを駆け、観るものを大きな夢の塊へと誘う。
5万人と5人がひとつとなって鮮やかな夢を描く。
一瞬の夢のようにも永遠の現実のようにも感じられる、美しい一夜だった。
いやもうあんなん生で観たらそりゃあまあ好きになりますよL'Arc~en~Cielさんヨォ!!!!!!早急に次のライブが待たれる…