夢想家の日曜日

化粧した男達に胸を鷲づかみにされてしまった

DIR EN GREY TOUR18 WEARING HUMAN SKIN

DIR EN GREY TOUR18 WEARING HUMAN SKIN
2018年8月31日 なんばHatch

DIR EN GREY
Vo. 京
Gt. 薫
Gt. Die
Ba. Toshiya
Dr. Shinya

 

01 詩踏み
02 Ash
03 蜷局
04 腐海
05 輪郭
06 新曲
07 新曲(さあ祝えよ傷を)
08 Phenomenon
09 THE BLOSSUMING BEELZEBUB
10 Ranunculus
11 人間を被る
12 THE FATAL BELIEVER
13 THE IIID EMPIRE
14 Beautiful Dirt

EN
15 理由
16 新曲(Go MAD)
17 The inferno
18 SUSTAIN THE UNTRUTH
19 羅刹国

(ソース:

https://dailysetlist.net/archives/112572

新曲横括弧書きは曲判別のため管理人が追記しました)


今年4〜6月に行われた「TOUR18 真世界」ぶりのツアー。
今回は大阪公演の2日目にあたる。


926待望のニューアルバム「The Insulated World」の発売を控えているからか、新曲の披露も多め。「Ranunculus」を含めると4曲が新曲だった。
「真世界」大阪公演から引き続き、研ぎ澄まされたシンプルさを感じた。
ソリッドさを増した音像もさることながら、歌詩のシンプルなメッセージ性に胸を衝かれる。


本編9曲目、「THE BLOSSUMING BEELZEBUB」。
ライブで聴くのは初めてであり、生で触れる日を心待ちにしていた曲でもある。
京氏がステージに背を向け、表情がスクリーンに映し出されるという演出。
sukekiyoを思い出させるそれながら、どこまでも禍々しさの渦に飲み込まれる。

それに続いたのが「Ranunculus」。
荒野の中に一輪咲く花。
どこまでも美しく、どこまでも静謐。
本編ではそんな印象だった。
だが、終演後に上映されたプロモーションビデオではまた違う印象に変貌する。
深い幸福、深い喜び、そんな言葉が浮かぶ。
芳醇な世界をどこまでも祝福するかのように、歌は続いていく。


DIR EN GREYを観るとき、自分自身がどれだけ変わろうとも彼らが別格の存在であることを痛感させられる。
どこかで彼らの曲を、その姿を追い求めている自分がいる。
「SUSTAIN THE UNTRUTH」終了後にマイクを通さずに煽る京氏の姿を観たとき、そう思わずにはいられなかった。
ひとまずは、彼らの描く「The Insulated World」がどんな世界となるのかを見届けることとしよう。

 

 

としやさんのおべべがどれもこれもさいこうでとしやさんマジサイコー・・・。って感じでした