夢想家の日曜日

化粧した男達に胸を鷲づかみにされてしまった

[PLASTICZOOMS vs gibkiy gibkiy gibkiy]

 [PLASTICZOOMS vs gibkiy gibkiy gibkiy]

2018年8月24日 池袋手刀

 

PLASTICZOOMS

Vo. SHO ASAKAWA

Gt. TOM TAKAHASHI

Ba. / Syn. JUN YOKOE

Dr. 神林祥太(support)

 

01 MINDS

02 SMOKE MOTION

03 VEILED EYES

04 QUITE CLEARY

05 TO CUT A LONG STORY SHORT

06 U12

07 HIGHWAY

08 NIGHT&HURT

09 SAVAGE

10 CRACK

11 THE FUTURE

 

(ソース:

https://twitter.com/PLASTICZOOMS/status/1033285218835333120

 


gibkiy gibkiy gibkiy

Vo. kazuma

Gt. aie

Ba. kazu

Dr. sakura

 

01 無中無

02 告白

03 愛という、変態


04 新曲

05 suspend

06 箍を外す場合、穴に群れる具合


07 とある澄んだ春の朝に

08 脳内に

 

 

 

ついにこの日がやってきた。

憧れ続けた箱、池袋手刀にやって来た。

 

まずはPLASTICZOOMSから。

PLASTICZOOMSを観るのは今回が初めてだ。

予習としては昨年発売されたセルフタイトルアルバム「PLASTICZOOMS」を一周した程度だったが、読み通り音源よりもライブで映える。

音の洪水に包み込まれる至福。

心地よい激しさの中に揺蕩うことのできた時間だった。

 

そしてついに、gibkiy gibkiy gibkiy

赤の照明がひとつだけ吊り下げられ、隠しきれない熱情のように輝く。

今年このバンドを観るのは4回目だが、新譜リリースもないにもかかわらずここまで変貌していくとは。完全に予想外だった。

PLASTICZOOMSの轟音に呼応するかのように、荒々しい音が降り注ぐ。

このバンドは観れば観るほど洗練されていくのではない。

観れば観るほど、野生が研ぎ澄まされていく。

血を、性を、業を研ぎ澄まされていく。

引き出される感情の渦を止めることはできない。


7曲目、「とある澄んだ春の朝に」。

昨年9月、初めてgibkiy gibkiy gibkiyと対峙したまさにそのライブ以降、ライブでは全く聴けていなかった(ライブで披露されてはいたが立ち会えてはいなかった)一曲だ。

この曲が聴けただけで今日来られて良かったというもの。

静寂。

柔らかく秘められた狂気が「脳内に」へと雪崩れ込む。

そして終焉へ。


今回はこれまで観たどれよりも本能的なライブだったように思う。

ついに新曲まで披露されてしまった。

否が応でも、11月からのワンマンツアーへの期待が高まるというものだ。

冬、凍てつく季節に彼らはどんな咆哮をみせるのか。

 

 

 


かずまさんがたいへんごきげんそうでうるわしかったです、ピーハツのイーデー・・・。