夢想家の日曜日

化粧した男達に胸を鷲づかみにされてしまった

the god and death stars  eight years anniversary

the god and death stars  eight years anniversary

2018716 渋谷La.mama

 

 

the god and death stars

Vo./ Gt. 間瀬大

Ba. kazu

Dr. 大嵩潤

 

 

SE

01 into the filtration

02 濾過

03 焼失

04 君に決めた

05 aaron

 

06 落下する薄荷(新曲1)

07 再びの椅子

08 エドワード・スミス

09 damned

 

10 藁の犬(新曲2)

11 ミンチ

12 canine

13 ママイズジャム

 

14 addle apple

15 風邪のライオン

16 love hole

17 告発

 

18 elephant in the room

19 夜を歩く葡萄

20 真っ赤な雪

21 dawn of the god

 

 

現体制でのthe god and death stars、8周年記念のワンマン。

私にとっては初ワンマン、初東京遠征。

バンギャルとしても節目のライブだ。

 

1曲目、「into the filtration」~「濾過」。

心なしか、普段よりさらに歌に、表情に、演奏に体温が感じられる。感情が迸る。

手を伸ばすようでもあり、別れを告げるようでもある。

昨日は「7月15日」だった。

昨日も今日も笑ってしまうほどよく晴れて、暑い。

 

 

新曲2曲などを挟み、「canine」。

the god and death starsの中でもいっとう好きな一曲だ。

昼と夜が混ざり合う。曙光や黄昏を思わせる穏やかな音の連なり。

それでいて、どこか胸を締め付けるような。

全てを飲み込みながら、時は流れていくことを止めない。

終わりを告げる「dawn of the god」はすぐそこにあった。

 

 

the god and death starsは、いわば「生者のための音楽」を奏でるバンドだ。

純粋さと初期衝動に満ちたドラム。

音を包み込み、音の輪郭を支えるベース。

そして、ときに鋭く、ときに熱を帯びながら展開していくギター。

死や喪失、過去を歌いながらも絶望することはない。

優しさという言葉でもなく、愛という言葉でも足りない。

ただ、そこには光がある。

生を肯定する、という言葉が一番近いのだろうか。

僕らもその光を浴び、やがて体温の一部となる。

それを幸福と呼ばずしてなんと言えばよいのか。

 

 

 

 

 

地方ワンマンマジ激しくお待ちしております・・・。