夢想家の日曜日

化粧した男達に胸を鷲づかみにされてしまった

CREATURE CREATURE Beyond Light & Lust

CREATURE CREATURE Beyond Light & Lust
2018年4月7日 大阪DROP


CREATURE CREATURE
Vo. MORRIE
Gt. Hiro
Gt. Shinobu
Ba. Hitoki
Dr. Hiroshi Sasabuchi


01 Death Is A Flower
02 虚空にハイウェイ
03 Phallus Phaser
04 星憑き
05 Dream Caller
06 Golden Game
07 Black Hole
08 Mirrors
09 So Heavenly
10 Labyrinth
11 Andromeda
12 愛と死の遊戯場
13 Decadent Angel
14 エデンまで
15 Amor Fati
16 Dead Rider
17 夢鏡

EN

01 Gone By Rain
02 COSMOS BLACKNESS
03 maboroshi

 

 

光と欲情を超えて、終わりへのカウントダウンが始まる。


このツアーをもって休眠することが発表されているCREATURE CREATURE
本ライブが、そのツアーの皮切りとなった。


幕開けとともに披露されるのは、最新アルバムの表題曲「Death Is A Flower」、そして同アルバムより「虚空にハイウェイ」。


死出の旅も怖くない」そんな感想が浮かぶ。
深淵からこちらを手招くようなMORRIE氏の声に加え、テクニカルな楽器隊。
死という名のいつか来る終わりに刻々と近づいているという事実でさえ、甘美な喜びとして享受できるように思わされた。


プログレッシブとメタルの間を行き来するような音楽性。
光と欲情、死と虚無。
相反するエロスとタナトスが、やがて死せる生の一瞬を鮮やかに切り取る。


最後を飾った「maboroshi」、そのタイトルの如く夢か現か曖昧で泡沫のような時間だった。
怪物の掌で遊んでいるうちに膨大な時間が経ったかのような感覚、それこそ生そのものを詰め込んだかに思われる2時間。
しかし<私>が<私>であるところのこの魂が永遠であるならば、この瞬間もこの言葉も、全てが永遠になるのだろう。

 

いつの日か再び目覚めるまで、この永遠を味わうこととしよう。

 

 

CREATURE CREATUREとgibkiy gibkiy gibkiyとsukekiyoの3マンいつまでも待ってる